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多くの人が自宅で死亡
1995年1月17日午前5時46分に発生した『阪神・淡路大震災』では、6,433名もの尊い命が奪われました。地震発生が午前6時前と言うこともあり、自宅でなくなった方が、全体の約9割を占めている点が、大きな特徴です。
つまり、自分が住んでいた家に押しつぶされて命を落とされた方が、多くいらっしゃったということです。
死亡原因の多くが窒息死と圧死
地震で亡くなられた方の多くの死亡原因が、胸部圧迫などによる窒息死と胸部・頭部・全身の圧死によるものが、全体の7割近くを占めています。
また、年齢層別で見てみると高齢者の方が多く、これは高齢者の方の多くが1階を寝室にしているケースが多く、2階部分を含めた建物も倒壊が原因と考えられます。
また、比較的20〜29才にも多くの犠牲者が出ており、これは、主に古いアパートなどの1階部分に住んでいた方たちでした。
古い家ほど高い倒壊率
この大震災による住宅の被害は、全壊、半壊、一部破損を含めるとおよそ51万棟に及びます。
その内、全壊が10万5千棟、半壊が14万4千棟でした。地震発生直後に倒壊した建物の多くは、古くなった住宅やアパートで、築年数が1971年以前で35%、1972年〜1981年で12%、1982年以降で9%がほぼ全壊しています。
一般的に考えても古い家ほど倒壊する可能性が高いということは、予想できますが、1982年以降の住宅は、それ以前に建てられた住宅よりも被害が少なかったようです。
倒壊しやすい家
古い家ほど倒壊している確率は高くなっているのですが、その中でも、古い家は、1階2階共に崩れて倒壊しているのに対して比較的新しい家は、1階部分は倒壊しているものの2階部分は、そのまま残っているという倒壊の仕方が多かったようです。
倒壊した家の特徴を調べてみると、以下の内容となっています。
@壁の量が少ない
A強い壁のほぞ抜けが起こった
B腐朽や蟻害が多く見られた
C瓦葺き屋根で重量が重い
これに対して、被害が小さかった、ほとんど被害がなかった住宅の特徴は、以下の通りです。
@1981年以降に建てられた住宅
A耐力壁の量、バランスが最適で、施工がしっかりしている木造住宅
Bツーバイフォー、プレハブ住宅、構造計算が必要となる3階建て住宅
1981年が分かれ目
1981年は、建築基準法が大改正された年で、これ以降は木造住宅の耐震性が格段に強化されました。
この大改正は、1978年に起こった宮城県沖地震の教訓から行われました。ですから1981年以前に建てられた住宅の多くが、倒壊してしまったのですが、1981年以降に建てられた住宅であっても倒壊した住宅がなかったわけではなかったという事実もまた真実です。
それほど震度7というものは、それほど強い揺れであったということです。
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